第12回日本支援工学理学療法学会学術大会

ご挨拶

　支援工学理学療法学会は、義肢装具、福祉用具や住宅改修、治療機器、先端技術を活用した支援、これらの支給制度、街づくり等について、臨床および基礎的研究により、対象者のQOL向上に寄与することを目的としています。本学会では、これらの分野の技術向上を図るため、毎年学術大会を開催し、理学療法士を中心とした学会員の技術の共有、向上を図っています。本分野は、関連する福祉用具、福祉機器、治療機器等と密接な関係があり、これらのハード、ソフトに対する知識の差が、患者様に提供できる技術の差として現れると言っても過言ではありません。

　第１２回目となる今回の学術大会は、「環境支援の力をつける」というテーマを設定し、教育講演や演題発表を行うとともに、関連する用具や機器の情報を参加者に提供することで、参加者の知識や技術の向上に資する大会にすることを目指しています。また、なるべく多くの参加者に情報を伝えられるようWeb学会として開催することと致しました。関連する用具や機器の情報発信につきましては、学術大会ホームページへのバナー登録と、学術大会当日の企業展示セッション内でのプレゼンテーション（事前収録可）にて、実施することにしています。

学会参加者が、関連する用具や機器の知識を多く得られるよう、多数の企業様にご参加いただけることを願っています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和５年４月吉日

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第12回　日本支援工学理学療法学会学術大会

　　　　　　　　　　学術大会長　田治秀彦